2013年 10月 06日
イタリアで妊娠・出産 |
現在妊娠38週目に入ったところで、覚書としてイタリアでの妊娠生活、病院の検査など記録に残しておこうと思い、2010年以来(!)3年ぶりにブログを書いてみることにしました。
**2ヶ月目(4週~7週)**
●4週目: 高温期が続き、スティックタイプのテストで陽性反応が出る。
この頃は胸がはり、腰痛も若干あり。
●5週目: 朝胃がむかむかするけれど食べれないほどではない
●7週目: 産婦人科初めて検診。
胎芽、心拍が確認出来た。赤ちゃん0.99cm
**3ヶ月目(8週~11週)**
3か月目に入りつわりがピ-クに。
吐くことはないけれど、朝夫が飲んでいるカプチ-ノの匂いだけで気持ち悪くなる。
朝が特にひどく、グレ-プフル-ツ+レモン、オレンジジュース+レモンをジュ-サーで絞って飲む。コルネットやビスケットも余り食べる気がしない。以前は全く欲していなかったのに(甘いお菓子の方が好きだったのに)やたらと塩辛い物が恋しく、特に醤油、塩のお煎餅が無性に食べたくなり、両親からわざわざイタリアまでお煎餅、カリカリ梅などを送ってもらう。仕事中に気持ちが悪くなった時には、カリカリ梅でなんとか乗り切れた。笑
●9週目: 1回目 血液、尿検査
血液、尿の詳細+猫を飼っていることもありトキソプラズマの検査もあり⇒陰性。
●11週目: 2回目 産婦人科検診。
順調に成長中で胎盤、へその緒もはっきりとエコ-で見え、赤ちゃんの心音も確認出来た。。
**4ヶ月目(12週~15週)**
●12週目: Ecografia Translucenza Nucale + Bitest
胎児後頸部の浮腫NTをエコで詳しく見る検査で、11週~13週の間に検査する必要あり。
首の後ろの浮腫(NT)が3.5mmを超えるとダウン症などの可能性ありとのことだが、
検査の結果NTは1mmなので問題無し。
CRL 6.8cm
BPD 2.5cm
12週目だけれど、赤ちゃんは13週目の大きさと言われる。
1回目の血液検査で甲状腺の値(TSH)が高かったため、再度TSHのみ血液検査。
⇒3.19 が 2.45になっていたので大丈夫とのこと。ただ要観察。
つわり若干無くなってくる。朝デカフェのカプチ-ノを飲めるようになる。
フル-ツを朝食、会社での2回目の朝食、休憩中などやたら食べまくる。
**5ヶ月目(16週~19週)**
●16週目: 3回目 産婦人科検診。
順調に成長中。今回エコ-の写真はもらえず。
●17週目: 初めて小さな胎動を感じる。ミラニスタの夫がACミランの試合を見ている時、雄叫びを挙げた瞬間、下腹部でポコポコと何か動くものを感じる。夫をすぐに呼んだら、夫も感じるほどの胎動だった。
●18週目: 2回目 血液、尿検査。
トキソプラズマ⇒陰性
●19週目: 17週目以降頻繁に感じていた胎動がいきなり無くなり不安になる。産婦人科の先生が不安なら・・ということで急遽エコ-で見てくれ、元気に赤ちゃんは動いていた。この時期の胎動はなくなっても弱いものなので安心するようにとのこと。
**6ヶ月目(20週~23週)**
大分お腹が出てきて、今まで履いていたズボンが入らなくなってくる。ひたすら楽なワンピ-スを着続ける。イタリア人から見ると私のお腹は全く出ていないらしく、本当に妊娠してるの?!と頻繁に言われる・・・。
●20週目: 4回目 産婦人科検診。
今回もエコ-の写真もらえず。順調に成長中。
●21週目: 仕事の後、帰りの電車でお腹が張るような感覚があり辛い。
出来るだけ残業は避け、遅くとも19時にはオフィスを出るようにした。
それでも家に帰り、夜ご飯を食べ終わる21時位には疲労困憊・・・。
●22週目: Ecografia Morfologica (中期の精密エコ-検査)
BPD(頭の幅) 5.8cm
AC(腹囲) 18.7cm
FL(大腿骨長) 4.0cm
赤ちゃんは23~24週目の大きさと言われる。順調すぎる程成長しているが、心臓の左室に小さな丸い影が見える。通常赤ちゃんの体が大きくなれば消える、もしくは残っていても問題ないケ-スが殆どなので余り気にしないようにといわれる。
3回目 血液、尿検査。
トキソプラズマ⇒陰性
甲状腺TSHの値が3.37とまた高くなってしまっているので、抑える薬Eutirox 50mgを飲み始める。これは出産までず-っと飲み続けなくてはいけないそう。
**7ヶ月目(24週~27週)**
●24週目: 5回目 産婦人科検診。
BPD 6.7cm
AC 22.4cm
およそ921g
やっぱり週に対して2週間は大きいサイズとこの頃には毎回のように言われる。
●26週目: 糖負荷検査
0分 75
60分 133
120分 83
親戚に糖尿の人がいればひっかかる可能性があると聞いていたのでドキドキしながら結果を引き取りにいくも、問題無し。
4回目 血液、尿検査
トキソプラズマ⇒陰性
この頃の胎動はおへその右左の高さで感じることが多かった。
**8ヶ月目(28週~31週)**
●28週目: 6回目 婦人科検診
先生が8月の頭から3週間夏のバカンスに出てしまう為、夏休みの前に一度検診。
BPD 7.9cm
AC 27.5cm
およそ1789g
4週間ですごい成長ぶり。それにしてもやはり大きいので胎児が太りやすいフル-ツは避けるよう言われる。
逆子になっていて頭が上にあるけれど、まだまだお腹には余裕があり動き回っているので今逆子になっていても全く心配はいらないといわれる。 (と言われても心配で、逆子体操を少ししてみたりする)
5回目 血液、尿検査
トキソプラズマ⇒陰性
甲状腺TSH⇒2.14 問題無し
この頃は夜になるとお腹がパンパンに張り、頻繁に苦しくなる。夜ご飯を食べに出かけても、食後は椅子に座っているのも辛く、早めに車に横になって家に帰る事もしばしば。唯一お腹が柔らかくなるのは、ベットで横になるのみ・・・。会社で9時-18時のずーっと座っている姿勢もだんだん辛くなってくる。8月で暑いのもあり、何をするにも息切れが激しく以前の二倍ゆっくり動かないと眩暈がする。
●30週目: 仕事maternita(産休)に入る。本当は出産の二か月前からのところを、やはり体調がかなりきつくなってきたので有給を前にくっつけて30週目から産休に入らせてもらう。やはり仕事をしていないと夜のお腹の張り具合が全然違う・・・。
●31週目: Ecografia Flussimetria (後期精密エコ-検査)
BPD 8.8cm
AC 28.5cm
FL 61.0cm
およそ2049g
31週の平均体重が1600gなのを考慮すると、かなり赤ちゃんは大きい・・・赤ちゃんが太りやすいフル-ツに加えて、甘いもの、パンやパスタなどの炭水化物も減らして、ダイエットするようにと言われる。31週の段階で私は10kg増。糖負荷検査で異常もなかったのにおかしいなぁ・・・と先生も言っており、巨大児にならないようダイエットを頑張りましょうと言われる。まあ確かに今までチョコレ-トやクッキ-など思うがままに食べてたし、臨月にどっと体重が増えないように頑張ろうと決意する。
頭が大きいと水頭症などの心配があるともネットで聞いたことがあったので先生に質問するが、頭だけでなく体全体も大きいし、脳をエコ-で見ても問題ないので大丈夫とのこと。
**9ヶ月目(32週~35週)**
●33週目: コム-ネの主催している母親学級に2週間差の友達と一緒に参加し始める。週二回の3時間、全10回で、出産に対する心構えから家で出来るストレッチ、陣痛から出産までの流れ、授乳、産後ケア-、実際の病院見学などなど、助産師さんが色々と教えてくれ、疑問に思うことは何でも質問出来るのでとても役に立つ。
必ずパ-トナ-同伴で参加する日も設けられており、その日は女性がどういう精神状態でいるのか(産前、産後のホルモンバランスなども含めて)男性パ-トナ-に理解を深めてもらったり、母性・父性に関して話したり、実際に夫も参加して理解が深まりとても良い機会になったと言っていた。
●34週目: ANESTESISTA (麻酔士)との面談
私のElettrocardiogramma(心電図)を持っていき、無痛分娩をするにあたって問題がないか面談。特に問題はないので、希望であれば出産の際、子宮口が3cm~7cmの間なら無痛分娩の注射epiduraleが可能。実際に無痛分娩にするかどうかはまだ決めていない・・・。
6回目 血液、尿検査
トキソプラズマ⇒陰性
甲状腺TSH⇒1.61 問題無し
GBS検査(tanpone)
膣口、肛門に出産の際、産道感染する菌がいないかどうかの検査。
私はstreptococco gruppo B (B群溶血性レンサ球菌)というのを持っていて、普通の大人ならば常在菌として問題ないのですが、抗体の無い赤ちゃんには産道感染する可能性があるとのこと。なので出産の際に、antibiotico(抗生物質)を点滴しながらの出産になるとのこと。
お腹が大きくなってきて、腰や背中が時々痛い。食事も一気に以前食べていた量を食べると食後ノックダウン状態なので、少な目に回数を分けて食べるようになる。
**10ヶ月目(36週~39週)**
●36週目: 7回目 産婦人科検診
順調にぐんぐん成長中。逆子も直り、頭を下にもってきている。このままいくと4キロ超えするかもしれないけれど、4キロ超えても自然分娩している人はいるから心配しなくても大丈夫と言われる。巨大児で帝王切開だけは避けたいので・・・と相談するも、こればっかりは産まれてくるまでわからない。産まれる前に4.5キロあるようならちょっと危ういけど・・・ということ。
赤ちゃんはまだ全然上に位置して下りてきていないし、子宮口もまだ閉まっているのでまだ産まれないでしょうとのこと。左側にいつも背骨があり丸くなっているみたいで、右の肋骨辺りをがんがん足で蹴ってくる。時々くる前駆陣痛(らしきもの?)でお腹がキュ-っと固くなるときには、小さな足の形が右側、もしくは胃のあたりにピョコっと出てきて明らかに足だと分かる・・・。
●37週目: 眼科検診
私は近眼で眼鏡がないと殆ど見えないのですが、出産にあたり力がはいるので、それで目が負担に耐えられるかどうか、目の検査。問題無し。
そして現在に至る・・・
背中、腰、足くるぶしなど至る所が痛く、寝返りをうつのも、立ち上がるのも、よっこらせとまるでお婆さんになったよう。寝返りを打つのも大変で、まるでジャガイモの袋を抱えて寝ているよう。正期産に入ったので、1~2時間の散歩、ヤンキ-座りで床拭き、バランスボ-ルでストレッチなどあれこれ試していますが、赤ちゃん下がってきている気配はなく・・・。こればっかりは赤ちゃんが決める事なので、わかりませんね。
あ-でもこれ以上大きくなる前に早く出てきてくれないかな・・・。というのが正直な心境です。笑
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私自身、妊娠発覚してから色々とネットで情報を検索したりして、色んな方の書いている事を参考にさせてもらったので、私も誰かのどこかの機会でこれからイタリアで出産する人の参考になれば・・・と思い、(後は自分の覚書としてでもありますが・・・)書いておきます。
出産はまだなので、出産について、またイタリアの病院事情などまた詳しく今後アップデートしていけたらなと思っています。
**2ヶ月目(4週~7週)**
●4週目: 高温期が続き、スティックタイプのテストで陽性反応が出る。
この頃は胸がはり、腰痛も若干あり。
●5週目: 朝胃がむかむかするけれど食べれないほどではない
●7週目: 産婦人科初めて検診。
胎芽、心拍が確認出来た。赤ちゃん0.99cm
**3ヶ月目(8週~11週)**
3か月目に入りつわりがピ-クに。
吐くことはないけれど、朝夫が飲んでいるカプチ-ノの匂いだけで気持ち悪くなる。
朝が特にひどく、グレ-プフル-ツ+レモン、オレンジジュース+レモンをジュ-サーで絞って飲む。コルネットやビスケットも余り食べる気がしない。以前は全く欲していなかったのに(甘いお菓子の方が好きだったのに)やたらと塩辛い物が恋しく、特に醤油、塩のお煎餅が無性に食べたくなり、両親からわざわざイタリアまでお煎餅、カリカリ梅などを送ってもらう。仕事中に気持ちが悪くなった時には、カリカリ梅でなんとか乗り切れた。笑
●9週目: 1回目 血液、尿検査
血液、尿の詳細+猫を飼っていることもありトキソプラズマの検査もあり⇒陰性。
●11週目: 2回目 産婦人科検診。
順調に成長中で胎盤、へその緒もはっきりとエコ-で見え、赤ちゃんの心音も確認出来た。。
**4ヶ月目(12週~15週)**
●12週目: Ecografia Translucenza Nucale + Bitest
胎児後頸部の浮腫NTをエコで詳しく見る検査で、11週~13週の間に検査する必要あり。
首の後ろの浮腫(NT)が3.5mmを超えるとダウン症などの可能性ありとのことだが、
検査の結果NTは1mmなので問題無し。
CRL 6.8cm
BPD 2.5cm
12週目だけれど、赤ちゃんは13週目の大きさと言われる。
1回目の血液検査で甲状腺の値(TSH)が高かったため、再度TSHのみ血液検査。
⇒3.19 が 2.45になっていたので大丈夫とのこと。ただ要観察。
つわり若干無くなってくる。朝デカフェのカプチ-ノを飲めるようになる。
フル-ツを朝食、会社での2回目の朝食、休憩中などやたら食べまくる。
**5ヶ月目(16週~19週)**
●16週目: 3回目 産婦人科検診。
順調に成長中。今回エコ-の写真はもらえず。
●17週目: 初めて小さな胎動を感じる。ミラニスタの夫がACミランの試合を見ている時、雄叫びを挙げた瞬間、下腹部でポコポコと何か動くものを感じる。夫をすぐに呼んだら、夫も感じるほどの胎動だった。
●18週目: 2回目 血液、尿検査。
トキソプラズマ⇒陰性
●19週目: 17週目以降頻繁に感じていた胎動がいきなり無くなり不安になる。産婦人科の先生が不安なら・・ということで急遽エコ-で見てくれ、元気に赤ちゃんは動いていた。この時期の胎動はなくなっても弱いものなので安心するようにとのこと。
**6ヶ月目(20週~23週)**
大分お腹が出てきて、今まで履いていたズボンが入らなくなってくる。ひたすら楽なワンピ-スを着続ける。イタリア人から見ると私のお腹は全く出ていないらしく、本当に妊娠してるの?!と頻繁に言われる・・・。
●20週目: 4回目 産婦人科検診。
今回もエコ-の写真もらえず。順調に成長中。
●21週目: 仕事の後、帰りの電車でお腹が張るような感覚があり辛い。
出来るだけ残業は避け、遅くとも19時にはオフィスを出るようにした。
それでも家に帰り、夜ご飯を食べ終わる21時位には疲労困憊・・・。
●22週目: Ecografia Morfologica (中期の精密エコ-検査)
BPD(頭の幅) 5.8cm
AC(腹囲) 18.7cm
FL(大腿骨長) 4.0cm
赤ちゃんは23~24週目の大きさと言われる。順調すぎる程成長しているが、心臓の左室に小さな丸い影が見える。通常赤ちゃんの体が大きくなれば消える、もしくは残っていても問題ないケ-スが殆どなので余り気にしないようにといわれる。
3回目 血液、尿検査。
トキソプラズマ⇒陰性
甲状腺TSHの値が3.37とまた高くなってしまっているので、抑える薬Eutirox 50mgを飲み始める。これは出産までず-っと飲み続けなくてはいけないそう。
**7ヶ月目(24週~27週)**
●24週目: 5回目 産婦人科検診。
BPD 6.7cm
AC 22.4cm
およそ921g
やっぱり週に対して2週間は大きいサイズとこの頃には毎回のように言われる。
●26週目: 糖負荷検査
0分 75
60分 133
120分 83
親戚に糖尿の人がいればひっかかる可能性があると聞いていたのでドキドキしながら結果を引き取りにいくも、問題無し。
4回目 血液、尿検査
トキソプラズマ⇒陰性
この頃の胎動はおへその右左の高さで感じることが多かった。
**8ヶ月目(28週~31週)**
●28週目: 6回目 婦人科検診
先生が8月の頭から3週間夏のバカンスに出てしまう為、夏休みの前に一度検診。
BPD 7.9cm
AC 27.5cm
およそ1789g
4週間ですごい成長ぶり。それにしてもやはり大きいので胎児が太りやすいフル-ツは避けるよう言われる。
逆子になっていて頭が上にあるけれど、まだまだお腹には余裕があり動き回っているので今逆子になっていても全く心配はいらないといわれる。 (と言われても心配で、逆子体操を少ししてみたりする)
5回目 血液、尿検査
トキソプラズマ⇒陰性
甲状腺TSH⇒2.14 問題無し
この頃は夜になるとお腹がパンパンに張り、頻繁に苦しくなる。夜ご飯を食べに出かけても、食後は椅子に座っているのも辛く、早めに車に横になって家に帰る事もしばしば。唯一お腹が柔らかくなるのは、ベットで横になるのみ・・・。会社で9時-18時のずーっと座っている姿勢もだんだん辛くなってくる。8月で暑いのもあり、何をするにも息切れが激しく以前の二倍ゆっくり動かないと眩暈がする。
●30週目: 仕事maternita(産休)に入る。本当は出産の二か月前からのところを、やはり体調がかなりきつくなってきたので有給を前にくっつけて30週目から産休に入らせてもらう。やはり仕事をしていないと夜のお腹の張り具合が全然違う・・・。
●31週目: Ecografia Flussimetria (後期精密エコ-検査)
BPD 8.8cm
AC 28.5cm
FL 61.0cm
およそ2049g
31週の平均体重が1600gなのを考慮すると、かなり赤ちゃんは大きい・・・赤ちゃんが太りやすいフル-ツに加えて、甘いもの、パンやパスタなどの炭水化物も減らして、ダイエットするようにと言われる。31週の段階で私は10kg増。糖負荷検査で異常もなかったのにおかしいなぁ・・・と先生も言っており、巨大児にならないようダイエットを頑張りましょうと言われる。まあ確かに今までチョコレ-トやクッキ-など思うがままに食べてたし、臨月にどっと体重が増えないように頑張ろうと決意する。
頭が大きいと水頭症などの心配があるともネットで聞いたことがあったので先生に質問するが、頭だけでなく体全体も大きいし、脳をエコ-で見ても問題ないので大丈夫とのこと。
**9ヶ月目(32週~35週)**
●33週目: コム-ネの主催している母親学級に2週間差の友達と一緒に参加し始める。週二回の3時間、全10回で、出産に対する心構えから家で出来るストレッチ、陣痛から出産までの流れ、授乳、産後ケア-、実際の病院見学などなど、助産師さんが色々と教えてくれ、疑問に思うことは何でも質問出来るのでとても役に立つ。
必ずパ-トナ-同伴で参加する日も設けられており、その日は女性がどういう精神状態でいるのか(産前、産後のホルモンバランスなども含めて)男性パ-トナ-に理解を深めてもらったり、母性・父性に関して話したり、実際に夫も参加して理解が深まりとても良い機会になったと言っていた。
●34週目: ANESTESISTA (麻酔士)との面談
私のElettrocardiogramma(心電図)を持っていき、無痛分娩をするにあたって問題がないか面談。特に問題はないので、希望であれば出産の際、子宮口が3cm~7cmの間なら無痛分娩の注射epiduraleが可能。実際に無痛分娩にするかどうかはまだ決めていない・・・。
6回目 血液、尿検査
トキソプラズマ⇒陰性
甲状腺TSH⇒1.61 問題無し
GBS検査(tanpone)
膣口、肛門に出産の際、産道感染する菌がいないかどうかの検査。
私はstreptococco gruppo B (B群溶血性レンサ球菌)というのを持っていて、普通の大人ならば常在菌として問題ないのですが、抗体の無い赤ちゃんには産道感染する可能性があるとのこと。なので出産の際に、antibiotico(抗生物質)を点滴しながらの出産になるとのこと。
お腹が大きくなってきて、腰や背中が時々痛い。食事も一気に以前食べていた量を食べると食後ノックダウン状態なので、少な目に回数を分けて食べるようになる。
**10ヶ月目(36週~39週)**
●36週目: 7回目 産婦人科検診
順調にぐんぐん成長中。逆子も直り、頭を下にもってきている。このままいくと4キロ超えするかもしれないけれど、4キロ超えても自然分娩している人はいるから心配しなくても大丈夫と言われる。巨大児で帝王切開だけは避けたいので・・・と相談するも、こればっかりは産まれてくるまでわからない。産まれる前に4.5キロあるようならちょっと危ういけど・・・ということ。
赤ちゃんはまだ全然上に位置して下りてきていないし、子宮口もまだ閉まっているのでまだ産まれないでしょうとのこと。左側にいつも背骨があり丸くなっているみたいで、右の肋骨辺りをがんがん足で蹴ってくる。時々くる前駆陣痛(らしきもの?)でお腹がキュ-っと固くなるときには、小さな足の形が右側、もしくは胃のあたりにピョコっと出てきて明らかに足だと分かる・・・。
●37週目: 眼科検診
私は近眼で眼鏡がないと殆ど見えないのですが、出産にあたり力がはいるので、それで目が負担に耐えられるかどうか、目の検査。問題無し。
そして現在に至る・・・
背中、腰、足くるぶしなど至る所が痛く、寝返りをうつのも、立ち上がるのも、よっこらせとまるでお婆さんになったよう。寝返りを打つのも大変で、まるでジャガイモの袋を抱えて寝ているよう。正期産に入ったので、1~2時間の散歩、ヤンキ-座りで床拭き、バランスボ-ルでストレッチなどあれこれ試していますが、赤ちゃん下がってきている気配はなく・・・。こればっかりは赤ちゃんが決める事なので、わかりませんね。
あ-でもこれ以上大きくなる前に早く出てきてくれないかな・・・。というのが正直な心境です。笑
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私自身、妊娠発覚してから色々とネットで情報を検索したりして、色んな方の書いている事を参考にさせてもらったので、私も誰かのどこかの機会でこれからイタリアで出産する人の参考になれば・・・と思い、(後は自分の覚書としてでもありますが・・・)書いておきます。
出産はまだなので、出産について、またイタリアの病院事情などまた詳しく今後アップデートしていけたらなと思っています。
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by papera-papero
| 2013-10-06 02:45
| イタリア